気がつけば IC-R75
注文してしまった。
気がつけばJRCのNRD-545は生産を終了し、ICOMからは
IC-R9500なるとんでもないものがリリースされ、いよいよ
BCLそして、無線愛好家にとっては最終章の始まりのような
状況になってきたことを感じさせる。
中学生のころアマチュア無線というものを知り、それ以来BCL
にのめりこみ、定番の笑いカワセミを聴きながら毎日ラジオ短波
の「ヤロメロ」に夢中になっていた。
高校生になって念願のアマチュア無線の電話級(当時)の資格を
取得し、無線に没頭していた。
また、BCLの愛用マシンはクーガ2200で、あのジャイロアンテナ
がなんともそれらしく、回したときの音もラジオ少年にはたまらない
ものがあった。
時は過ぎ、就職して仕事も忙しく、なかなか無線を楽しむ時間も
とれないまま、ふと気がつけばもう四十を過ぎ、メーカー製の
無線機も受信機も当時と比べれば、めっきり少なくなってしまって
いた。
加えて、テレビもデジタル化される世の中、これから先短波放送も
、FM放送も、アナログのテレビ音声も、どんどん縮小化していく
のは確実。
しかし、無線そしてBCLに没頭していたころのロマンともいえる
ダイアルの向こうから聞こえてくる世界。
それに対するときめく気持ちは少しも変わっていない自分がいる
ことをしっかり自覚している。
そんなことを考えながら、半分思い出を買う気持ちでIC-R75を
注文してしまったのである。
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